Squier Stratocaster 1991年製

Squier Stratocaster 1991年製

スクワイアといえば、フェンダーの下位ブランドで、初心者向けの楽器というイメージを持つ方がほとんどだと思うんですが、実際はビートルズのジョージ・ハリスンもその音質を認め、ステージでも愛用していたという逸話があります。

確か、ジョージ・ハリスンが愛用していたのは1980年代後半に作られた日本製のものだったと思うんですが、今回紹介したいギターは1991年製のフジゲン製のスクワイアです。

僕がギターを始めたのが1998年。その時点で30年前のギターと言えば、1968年製のギターになるわけで、当然それらのギターは1998年時点ですでにヴィンテージとして扱われていました。

ということは、今現在において製造から30年以上経過しているこのスクワイアも十分にヴィンテージと呼んでいいのでは?と思うんです。

もちろんヴィンテージのギターが素晴らしいのは単に古いからという理由ではないことは重々わかっているのですが、単純に年月だけを見るのであれば、このギターも十分にヴィンテージと呼べる資格があるのではないかと思います。

今思うと1998年製のエピフォンのレスポールを購入した時から、1995年製のストラトキャスター、そしてこの1991年製のストラトキャスターと、徐々に古いギターに興味が向かっていっていたんだなと思います。ついには1977製のグレコも買ってしまいましたしね。

1995年製のストラトキャスターに続いてこちらのギターも手を加えています。改造点はピックアップの交換ですね。このギターは中古市場で評価の高いフジゲン製で、指板のローズなども美しく、作りは良かったです。ただ、鳴らしてみると、どうしても音の抜けが良くなかったんですよね。そういう意味ではやはりそもそもが安いモデルというのはあるのかもしれません。

交換したのはフロントをvanzandtのビンテージ・プラス、リアをロックに変更しました(あれ?逆だったかな)。

結果的には音にハリが出て、奥行きも出てきましたね。カラッとした音というよりかはミドルがしっかりした音。枯れた音というよりも、しっかり音が強くなったような感じです。

「スクワイア?どうせ安物ギターでしょ?」という人に是非聴かせてみたいギターです。

購入した時点でアームが付属していなかったので、新たに買って付けています。あえてオールブラックのアームにしたのはちょっとした遊び心。ルックス的には全体的に精悍さが増したかなあと思っています。

もうひとつ、こだわりとしてはステッカー。

「ZERO LANDMINE」のステッカーを貼ってますが、これ完全自作のステッカーです。

フォトショップでデザインから全て作成しました。デザイン的にはLUNA SEAのSUGIZOさんのギターや、ニルヴァーナのカート・コバーンのストラトキャスターをイメージしています。そのためにフォントも細かい調整を加えていますが、ある程度かっこよすぎないものを意識して作成しました。

このギターを購入したのが2023年の7月、その年の3月には坂本龍一さんが亡くなっています。

このステッカーは僕自身の思考や考え方に大きな影響を与えてくれた坂本龍一さんに敬意を表したいと思って作りました。

『ZERO LANDMINE』という楽曲は坂本龍一さんが中心となって進めた豪華ミュージシャンの共演による、地雷除去のためのプロジェクトのためのチャリティーソング。

2001年にリリースされた同曲は、今思うと僕の目を社会へ向ける大きな大きな原点になりました。

坂本龍一さんの訃報に接した時に、自分なりに意志を継ぎたいとも思いました。

戦争は無くならないけれど、地雷くらいは無くせると思う。そんなメッセージを込めています。

ディテール

「ZERO LANDMINE」のステッカーです。ステッカーを貼った感じのイメージとしては、SUGIZOさんの「」と書かれた黒のストラトや、ニルヴァーナのカート・コバーンの「」と貼られた黒いストラトに影響を受けています。

ボディのの表面にステッカーをペタペタ貼っていくのはよほどのセンスがないとダサくなりがちなので、今は避けるようにしています。

この写真はわかりやすいですね。こんなふうにアームをオールブラックのものに交換しています。

いわゆる「Lシリアル」がはっきりわかりますね。

メイド・イン・ジャパンの文字が見えます。フジゲン製ですね。

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